天保通宝3枚セット♪本座広郭、穴銭、銅銭/江戸時代の貨幣/100文銭/
¥5,900 税込
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【当コインの基本情報】
◎発行国:日本
◎発行年:江戸時代/天保6年(1835)
◎サイズ:約4.8×3.2cm
◎重さ:21グラム
◎品位:銅/鉛/錫など
◎発行枚数:不明
◎状態:並
※天保通宝は色々な種類がありますが本品は本座広郭です。
※本座広郭は弘下2年(1845)より鋳造されました。
(天保通宝について)
天保通宝は江戸幕府公用貨として天保6年(1835年)からに金座番場仮吹所にて鋳造が開始されました。
江戸時代から~明治にかけて日本で流通してました。
貨幣価値は100文とされ、当百銭とも呼ばれていましたが実際には80文以下で通用しておりました。
この貨幣は小判のような型をしているので、金や銀に次ぐ貨幣として「日月のかわることなく天地と共に伝わらん」と激賞され民衆からも広く歓迎され広く流通した貨幣の一つです。
天保通宝は通称「天保銭」と呼ばれ形は小判を意識した楕円形。
中心部には正方形の穴が開けられております。
デザインは至ってシンプルで表面には「天保通寶」、裏面には「當百」と表記されており花押が鋳込まれてます。
素材は銅合金製で銅がメインですが鉛や錫なども含みます。
重さは5.5匁(約20.6グラム)あり手に取ってみるとズシリと重みを感じるコインです。
余談ですが・・・昔、あるお菓子のオマケにも付いていたことがあります(笑)
また骨董市でも寛永通宝と共に頻繁に見かけるコインです。
天保通宝は額面は100文銭ですが、実際の金属価値(材質や重さ)は寛永通宝5~6枚分(20文~24文位)程度であります。
でも当時、80文~100文として通用していたので江戸幕府はこの天保通宝を発行するばするほどボロ儲けだったそうです。
その後、天保通宝の100文銭とという通貨価値に着目して日本各地(各藩)などで天保通宝の偽造通貨が数多く出回りました。
しかし、これらの天保通宝の偽造貨幣自体に希少価値があり現在では高値で取引されているコインもあります。
では当時の天保通宝の100文の価値はイメージ的にどの程度だったのでしょうか。
当時、天保元年(1830年頃)の賃金や物価の価値は以下の通りです。
大工仕事: 日当 銀3~5匁(330~550文)
人夫の日当:200~350文
旅籠宿賃 : 100~200文
米1升:150文
塩や豆腐:50文
砂糖1斤:(600グラム)400文位 ※当時は砂糖が高価だった・・・
酒1升:120~200文
こう見ると、天保通宝が10枚もあればかなり贅沢が出来たんですね(*^-^*)
ちなみに天保通宝40枚で=1両(金小判1枚)に相当します。
江戸時代貨幣単位は四進法だったので・・
・1両=4分=16朱=4,000文
・1分=4朱=1,000文
・1朱=250文
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