古代ローマ皇帝　セプティミウス・セウェルスのデナリウス銀貨

【当コインの基本情報】

◎発行国：古代ローマ（今のイタリア）

◎発行年：200年～２０１年頃

◎サイズ：18mm位、厚さ1mm

◎重さ：3g位

◎品位：銀、その他

◎発行枚数：不明

◎状態：並上（経年による古さとスレがありますが、大昔の古代コインとしては比較的美品といえます）




（セプティミウス・セウェルスのデナリウス銀貨について）

セプティミウス・セウェルスはローマ帝国のセウェルス朝の創始者です。


セプティミウス・セウェルス帝は、５賢帝であったマルクス・アウレリウス帝の息子コンモドゥス帝の死後に勃発した内戦を勝ち抜いて皇帝まで上り詰めた人です。

ちなみに暴君として有名なカラカラ帝の父親でもあります。


セプティミウス・セウェルス帝は武闘派であり軍事力で権力をほしいままにし、敵対する元老院や騎士階級を容赦なく粛清し治世を収めました。


コインの表面にはSEVERVS PIVS（慈悲深いセウェルス）と書かれておりますが、実際のセウェルス皇帝と矛盾しておりますよね（笑）

おそらく「厳しいセウェルス」なんてコインに書いたりしたら処刑されると恐れて「慈悲深いセウェルス」と書いたのでしょう。


セプティミウス・セウェルス帝のコインのデザインは色々な種類がありますが、当商品のコインのデザインは

表面：セプティミウス・セウェルス帝の横顔の肖像画

裏面：立っている皇帝（P M TR P III COS P Pの刻印）

となっております。


手にしてみると歴史とロマンを感じる銀貨です。

２cmに満たない小さなコインですがズシリと歴史の重みを感じます。

この機会に古代ローマのコインを是非お買い求めください(*^-^*)

※写真の10円玉は大きさ比較用で売り物ではありません