インド 4アナ硬貨☆1947年/ハイデラバード/準未使用/極美品/NGC AU58/
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インド 4アナ硬貨☆1947年/ハイデラバード/準未使用/極美品/NGC AU58/
◎名称:4アナ硬貨
◎発行国:インド(当時のハイデラバード藩王国)
◎発行年:1947年
◎サイズ:直径20mm、厚さ1.23mm
◎重さ:2.8g
◎品位:ニッケル
◎発行枚数:不明
◎状態:準未使用・極美品/NGC AU58/鑑定スラブケース入り(本物保証)
(参考資料)
☆ハイデラバード藩王国 4アナ硬貨について
この4アナ硬貨は、インド南部の大藩王国だったハイデラバード藩王国が、最後のニザーム(藩王)ミール・ウスマン・アリ・カーンの治世末期に発行した流通貨です。
ヒジュラ暦1366年は西暦ではおおむね1946~1947年にまたがり、カタログ上では通常1947年銘として扱われます。
つまり、インド独立とハイデラバードのインド編入が迫る、まさに歴史の転換期に造られた硬貨です。
当時の貨幣制度では、16アナ=1ルピーでした。
したがって4アナは1ルピーの4分の1、現在風にいえば「25パイサ相当」の単位です。
☆銀貨からニッケル貨へ
この硬貨の特徴の一つが、材質がニッケルであることです。
ウスマン・アリ・カーン時代の従来の4アナ貨は銀品位.818、重量約2.794グラムでしたが、AH1366年からは、ほぼ同じ重量と直径を保ったまま銀からニッケルへ変更されました。
つまり、見た目やサイズは旧銀貨を引き継ぎながら、実質的には素材価値の低い硬貨へ切り替えられたわけです。
第二次世界大戦後の銀不足や貨幣制度の変化を反映したものと考えられ、材質そのものにも時代の緊迫感が表れています。
☆表面デザイン
チャルミナールとニザームの称号
表面中央には、ハイデラバードを象徴する建築物、チャルミナールが描かれています。
チャルミナールは「四つの塔」を意味し、1591年にスルタン・ムハンマド・クリー・クトゥブ・シャーによって建てられました。
ハイデラバード旧市街の中心に位置する、都市そのものを象徴するランドマークです。
☆裏面デザイン
額面と造幣銘
裏面中央にはウルドゥー文字で4アナと記されています。
その周囲を囲む銘文は、おおむね次のように読まれます。
Julus Maimanat Manus Zarb Farkhanda Bunyad Hyderabad
意味は、
「平穏と繁栄に恵まれた治世第37年、ハイデラバードのファルカンダ・ブニャード造幣所で鋳造」
という趣旨です。
☆ファルカンダ・ブニャードとは
Farkhanda Bunyadは、ハイデラバード造幣所に用いられた雅称です。
直訳すると「幸運なる礎」「めでたい基盤」といった意味で、
幸福を礎として築かれた都、ハイデラバード
という詩的な表現を含んでいます。
別の都市名ではなく、基本的にはハイデラバード造幣所を示す称号的なミント名です。
☆歴史的背景
ミール・ウスマン・アリ・カーンは1911年から1948年まで統治した、ハイデラバード最後のニザームです。
1947年8月にイギリス領インドがインドとパキスタンへ分離独立した際、ニザームはどちらにも直ちに加わらず、ハイデラバードの独立維持を図りました。
しかし1948年9月、インド軍による「オペレーション・ポロ」と呼ばれる軍事行動が行われ、ニザーム軍は降伏。藩王国はインド側の統治下に入りました。
そのため、このAH1366年・治世37年の4アナ貨は、
インドが独立した時期
ニザームがまだ独自の統治権と通貨を持っていた時期
ハイデラバード藩王国が消滅へ向かう直前
を直接伝える硬貨です。
独立後のインド貨幣ではなく、消滅寸前の藩王国が発行した自国通貨という点に大きな歴史的価値があります。
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(古物営業法に基づく表記)
・許可を受けている会社の名称:株式会社イー・グローバルマインド
・許可を受けている公安委員会の名称:神奈川県公安委員会
・許可番号:第451910009497
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