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中国 50フェン銀貨☆1911年/準未使用/光緒通宝/NGC MS58

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◎名称:50フェン銀貨

◎発行国:中国

◎発行年:1911年

◎サイズ:直径33mm、厚さ2mm

◎重さ:13,20g

◎品位:銀

◎発行枚数:不明

◎状態:準未使用/光緒通宝/NGC MS58/鑑定スラブケース入り(本物保証)


(参考資料)

このコインは、中国・雲南省で作られた「雲南省造 光緒元宝 三銭六分銀幣」系の50フェン銀貨です。

ポイントは、名前に「光緒」と入っているものの、実際には光緒帝時代そのものの通常発行貨ではなく、後年に旧デザインの未使用ダイスなどを使って作られた“再打・再鋳”タイプとされる点です。

ここがこのコインの一番おもしろいところです。


1. どんなコインか

額面は50フェン、つまり半元相当の銀貨です。

中国近代銀貨では、額面を「50 cents」「半円」だけでなく、重量基準である三銭六分として表すこともあります。

このコインにも「庫平三銭六分」とあり、これは清末〜民国初期の銀貨らしい表記です。


発行地は雲南省です。

雲南は中国南西部に位置し、清末から民国期にかけて地方色の強い貨幣を多く発行した地域です。

この50フェンも、中央政府の統一貨幣というより、地方造幣色の強い中国省造銀貨として見ると分かりやすいです。



2. 「光緒」と書いてあるのに、なぜ1911年以降なのか

表面には「光緒元宝」とあります。光緒帝は清朝の皇帝で、在位は1875〜1908年です。普通なら「光緒」とあれば清末の光緒年間の貨幣と思いたくなります。

しかし、このコインは光緒銘のデザインを使った後年の再打貨とされます。

これらの硬貨は「光緒」と書かれているが、実際には1911年から1949年の間に未使用ダイスから作られ、銀含有量も時期によって低下したと説明されています。

つまり、名前は「光緒元宝」でも、実態としては、

清末デザインを引き継いだ雲南省の後年鋳造銀貨という位置づけです。

古銭の世界でよくある「銘文の年号」と「実際の鋳造時期」がズレるタイプですね。

ここ、コレクター泣かせであり、同時にロマンでもあります。



3. 表面のデザイン

表面には、縦書きで大きく「光緒元宝」、外周に「雲南省造」、下部に「庫平三銭六分」が入ります。

意味としては、

雲南省造:雲南省で製造

光緒元宝:光緒帝の名を冠した銀貨

庫平三銭六分:重量基準で三銭六分

という内容です。

中央には漢字だけでなく、満洲文字風の銘も入っています。清朝貨幣らしい特徴で、清が満洲族の王朝であったことを反映しています。民国期に入ってからも、この旧デザインが再利用されたため、清朝風の雰囲気が強く残っています。



4. 裏面のデザイン

裏面は、中央に火焔宝珠を追う龍が描かれています。中国銀貨では非常に人気の高い意匠です。

龍は皇帝・権威・吉祥の象徴であり、宝珠は力・富・霊的な力を表すモチーフとして見られます。

両側にはロゼット、つまり小さな花飾りのような意匠があります。

NGCの説明でも、このタイプの裏面は「真珠の下に2つの円がある龍図」として分類されています。



※当コインは送料無料です

※写真の10円玉は比較用で商品に含まれておりません


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