カンボジア 2ぺ銀貨☆1860年/美品/ハムザ鳥/吉文字/アンティークコイン/NGC XF DETAIL
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カンボジア 2ぺ銀貨☆1860年/美品/ハムザ鳥/吉文字/アンティークコイン/NGC XF DETAIL
◎名称:2ぺ銀貨
◎発行国:カンボジア
◎発行年:1860年
◎サイズ:直径12mm、厚さ2.2mm
◎重さ:1.3g
◎品位:銀貨(ビロン)
◎発行枚数:不明
◎状態:美品/NGC XF DETAIL/鑑定スラブケース入り(本物保証)
(参考資料)
☆カンボジア 2ペ銀貨について
これは、19世紀カンボジアの小額銀貨系コインで、表面に鳥のような「ハムサ」と、漢字の「吉」が刻まれている、とても面白いタイプの古銭です。
アンズオン王時代・1847年として扱われることが多いですが、実は研究上は少しややこしいコインです。
1. どんな時代のコインか
このコインが関係する時代は、カンボジア王国がまだ現在のような近代国家制度になる前の時代です。
アンズオン王は、一般に1840年〜1860年ごろのカンボジア王として扱われ、カンボジアの貨幣史では重要な人物です。
この時代のカンボジア貨幣には、鳥・動物・植物などを描いた片面打ちの小型貨幣が多く見られます。
このコインもその流れの中にあるもので、裏面には模様がなく、片面だけにデザインがあるユニフェイス貨です。
小さいながらも、東南アジア貨幣らしい素朴さと神秘性があります。
2. 額面「2 Pe」の意味
このコインの額面は、
2 Pe = 1/2 Fuang = 1/16 Tical
です。
当時のカンボジアでは、ティカルを基準とした貨幣制度が使われていました。
現代感覚でいうと、かなり小額の補助貨幣です。
直径12mm前後、重さ1g少々ですから、実物はかなり小さく、豆粒サイズに近い古銭です。
とはいえ、銀を含むビロン貨なので、単なる銅貨よりは格上の雰囲気があります。
3. 素材「ビロン」とは?
素材のビロン、billonとは、銀を含む低品位銀合金のことです。
純銀貨ではなく、銀に銅などを混ぜた合金と考えると分かりやすいです。小額貨幣では、銀の含有量を抑えたビロン貨が使われることがよくありました。
このコインの場合も、見た目は銀貨っぽいものの、銀貨としての高純度を期待するよりは、低品位銀の小額流通貨として見るのが自然です。
4. 表面デザイン:ハムサの鳥と「吉」
表面には、鳥の上に漢字の「吉」が刻まれています。
この「吉」は、中国語・漢字文化圏で幸運、めでたい、縁起が良いという意味を持つ文字です。
この文字を“Chi”または“Ji”として、幸運を意味するものとされております。
鳥は「ハムサ」と説明されています。
ハムサはインド・東南アジア文化圏では神聖な鳥、白鳥・雁・ガチョウのような聖鳥として扱われることがあります。
このコインでは、王権・吉祥・守護・繁栄といったイメージを持つ図像として見ると、なかなか味わい深いです。
小さなコインに、
鳥=神聖・王権・飛翔
吉=幸運・吉祥
という要素が乗っているわけです。
まさに「縁起物の小型古銭」という感じですね。
5. 裏面が無地なのも特徴
このコインはユニフェイス貨、つまり片面だけにデザインがあり、裏面は無地です。
近代のコインに慣れていると「裏面がないの?」と思ってしまいますが、カンボジアの古い小型貨幣では珍しくありません。小さな銀片・ビロン片に片面だけ打刻する、やや素朴な製法です。
そのため、形も完全な円ではなく、説明にあるように円形だが不規則です。これが逆に、手作り感・古代感・民俗的な魅力につながっています。
6. 実は「1847年・アンズオン王」とは限らない?
ここがこのコインの面白いところです。
カタログ上は1847年、アンズオン王として扱われていますが、漢字の「吉」が入ったフアン型硬貨は、研究者Cribbの見解として、実際にはノロドム王の治世、つまり1860年〜1904年、特に1870年以降に鋳造された可能性が高いとされています。
※当コインは送料無料です
※写真の10円玉は比較用で商品に含まれておりません
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(古物営業法に基づく表記)
・許可を受けている会社の名称:株式会社イー・グローバルマインド
・許可を受けている公安委員会の名称:神奈川県公安委員会
・許可番号:第451910009497
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